今日もいい天気。
先月見ることができなかったところを見に、再びオルセー美術館に行って来ました。
早めに昼を取ってから、RERのC線でミュゼ・ドルセー駅へ。これだと、ウチから美術館までたったの20分!
おお、今日は改札口が直っている。ということは、帰りも切符がいるのね。
駅から地上に出たところに、焼き栗売りのお兄さんが。「Non!」と言ったら「いらないの?」と日本語で聞き返されたよ。さすが日本人に人気の美術館だけある。
丁度正午頃だったんだけど、ほとんど並ばないで入館。今日は平日なので7ユーロ。
地上階の彫刻、モローとか印象派以前の絵画、中階のアカデミスム、自然主義、象徴派の彫刻・絵画にアール・ヌーボーの家具や工芸品を、3時間かけてじっくりと見ました。
この時代の彫刻は、表情豊かで、男の子の像を中心に(!)写真に撮る。
日本人の女の子が沢山いた。ガレのガラス工芸品の前に張り付いていた子もいたな。
象徴派の絵で気に入ったのが何枚かあったので、絵はがきになっているのは買う。
Delvilleの「プラトン学園」という絵の中の教え子が、それはそれは美形(アンドロギュヌスらしい)揃いなんですよ~。先生よろめいちゃいませんかねぇ…と下世話なことを考えたりして。
世紀末で退廃的な象徴派の絵を見て、久々に絵が描きたくなったよ。
象徴派の美術館ってないのだろうか?
パリ万博の以前のパリを描いた絵が印象的だった。
シャンドマルスやコンコルド広場は広大な空き地だし、グラン・パレもシャイヨー宮もエッフェル塔もない灰色のパリ。
工事中のコーナーが沢山あって、写真コーナーやクールベなんかを見ることができなかったのが残念。工事が終わってからまた行こう。貸し出し中で今無いのもあるしね。
15:30頃帰り着くが、今休んだらもう立ち上がれないかも…と、直ぐにモノプリに買い物に出る。
果物売り場に栗が出ていた。